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斜めから見た 大人の読書感想文

思春期 映画 気持ちの埋め方

あゝ、荒野の映画のネタバレと感想

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寺山修司の熱い小説を映画化。

昭和全開のストーリーだが何年経っても全く色あせない、ボクシングは青春である。

あゝ、荒野の3行あらすじとネタバレ

注意※三行で結末まで書いてます。

家庭環境の悪い二人が出会い、ボクシングをはじめて自分が生きる意味を見出していく。母、父も複雑に絡み合い、友情を感じていた二人が翻弄される。そして最後は永遠に友達の中で生き続けるためにリングの上で死を選ぶのでした。

「ジョーじゃん!」と思ったあなた、あながち間違いではないがこの映画を見れば必ず泣いてしまう。名作中の名作である。

ボクシングが解らない人も、嫌な人も是非見て欲しい。

あゝ、荒野映画のあらすじとネタバレと感想

少年院から出所した新次(菅田将暉)。オレオレ詐欺で捕まったわけですが、捕まる前に施設で一緒に育った兄貴分が半身不随にされます。

なぜかというと、仲間割れです。詐欺で出し子しても何してもこの二人が何にも思わずに横取りしていくのが耐えられなかった下っ端の逆襲でした。

出所した新次はまたオレオレ詐欺をしようとしますが、前の仲間には断られます。

そんな時にボクシングジムの勧誘を受けます。

スルーするもチラシは持って帰ります。

新次の父は自衛隊の海外派遣先で、上司に執拗ないじめを受けており自殺。その後母は施設に預け行方をくらまします。

一方、吃音の激しい韓国人と日本人のハーフ建二。理容師として働いています。

建二の父もまた自衛隊でした。新次の父を自殺させたのは建二の父。

この父が暴君であり、怒鳴っていうことを利かせるタイプ(昭和だわな)

健二の給料を全て取り上げ、酒に消えます。もちろん仕事はしていない。

健二は韓国で育ちましたが、母が死んで日本にやってきました。

そして健二もまたボクシングジムのチラシをもらいます。

新次は女と寝て、寝てるうちに有り金を取られてしぶしぶボクシングジムに来ます。兄貴分を半身不随にさせた奴がボクシングをしていたからです。

健二は家に居るのが嫌だったのでボクシングジムに来ます。

二人はボクシングジムの片隅の二段ベットで生活をし、懸命に練習しだします。

新次はジムが経営する老人施設で仕事をし、健二は理容室で働きながら懸命にトレーニング。

そんな時、新次はお金を盗んだ女と再会します。ボクシングも真面目にするから、女にも真面目に向き合いたいといいます。

無事にプロテストに受かる二人。デビュー戦が来ます。

ボクシングジムのお偉いさんが見に来ます、その横には新次の母が居ました。

怒りを対戦相手にぶつける新次。無事に勝利します。

そして兄貴の仇も目に入り、いつかこいつをリングの上で殺してやる(合法)と誓います。

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・・・ここから後半

人の死に直面していく二人。老人ホームでは老人が死に、健二は人助けをします。

新次の母はなぜ父が自殺したのかという「本」を置いていきます。新次は健二の父のせいで自分の父が自殺したことを知りますが、健二にはいつも通り接します。

新次は健二の父に会いに行きますが、健二をまた自分の思うように使おうとする都合のいい健二の父に怒って帰りました。

健二の父はホームレスになっており、がんに侵されていました。

順調に勝ち試合を進める新次。健二はどうしてもやさしさが出てしまい思うように勝てませんでした。

新次は憎き相手との対戦が決まり、燃えます。そして兄貴分に会いに行きますが、そこで「どれだけ憎んでも、お日さま浴びてる奴には勝てない」と言われ、自分だけが復讐に燃えていることを知ります。

しかしそんなことでは納得できない新次なのでした。

接戦になりましたが、その試合は勝利します。勝ってしまえばあっけないものでした。

試合の後、健二がジムを辞めました。移籍したのです。

健二はジムの社長に気に入られ、他のジムに移したのでした。

そして健二には、同じジム同士では試合できないことを知っていての事です。健二は新次と試合したかったのです。

ジムを移した健二は順調に勝ちを進めていきます。健二は新次とひとつの思いを共有したいと考えていたのでした。

そのうちに新次の居るジムは経営が傾いて締めることになりました。

そこに、健二が対戦相手として新次を指名します。

新次は受けます。そしてこれまで関わってきた人たちがポスターを見て試合に集まります。

健二と新次の試合を見守る中、試合が始まります。

二人は戦う事で、生きていることを実感します。二人の熱戦は続き、誰もが涙します。

ストップがかかっても、二人に最後まで試合をさせてやってくれと止めます。

倒れても倒れてもお互い立ち上がります。そして最後は新次のパンチで健二はそのまま倒れてしまいました。

見に来ていた健二の父も、またそこで命が尽きてしまいます。

健二の父の名は建夫。医師が死亡診断書を書く時には「健・・・」までしか見えません。もしかすると健二は生きているのかも知れません。

新次は控室の椅子に座って映画は終わります。

※自殺抑止研究会という話が出てきましたが、別に無くてもよかったのではと思う位に名作でした。

なんというか、見ているこっちも燃え尽きてしまった・・・。達成感アリ。

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まさしく昭和の映画全開度 満点! ☆☆☆☆☆

ジムのコーチで、でんでんが出てきた。冷たい熱帯魚ででんでんを見ていたから、ちょっと怖かった。

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