気持ちの埋め方 衝撃的

ブルドーザーのガンバ (捨てられない幼児書籍)

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夏休みに、知り合いの子供にあげるために幼児書籍を整理していました。

今はもう手元にはないけど、毎回途中で号泣してしまい、読み聞かせの声が止まってしまっていたガンバの絵本。

最後にもう一度読んで、またもや最後まで涙で読めなかった感動本。

ちなみに子供たちはそんな私を見て笑っています(笑)

ブルドーザーのガンバのネタバレ

工事現場で長年働いたガンバ。

どんなに無理そうな現場でも無理して頑張ってきたのに、新型のブルドーザーが出たら監督と運転手にポイ捨てされてしまいます。

子どもたちのために頑張ったのに、自然崩壊だと子供たちに責められます。

悲しい想いを抱えながら錆びれていくガンバ。

ある日救急車がガンバの前に来て、子どもを助けたいのに大きな木が倒れてしまって迎えに行けないという事で、老体に鞭を打ってガンバは子どもが助かれば……という一心で頑張って、土砂や大木を押しのけた後、力尽きて崖の下に転落してしまいます。

救急車はガンバをそのまままたもや放置。

ガンバはそのまま死んでしまいます。

時が経ち、ガンバの周りにはまた草木が生えだします。

そして救急車で運ばれた子供が大きくなってガンバにお礼を言いに来ます。

ガンバにはもう子どもの声は届かないけれど、ガンバが頑張っていた頃に咲いていた花がガンバの傍で咲いていました。

ブルドーザーのガンバの感想

時代の進化には逆らえない。

今からガラケーにしろと言われると困るように、ガラケーの時には世界一素敵なデジタルだったものが、今やスマホしか考えられない。

それと同じようにガンバは、常に一緒に頑張って来た持ち主にあっさり捨てられる。

持ち主の期待に応えようと無理して来ても、時代の進化には負けてしまうのです。

子どもたちのために、街を作ろうと頑張って来たのに、自然崩壊だと責められる姿は、まるでわが子のために尽くし続けた子に「お前の育て方が悪い」と言われている母親のよう。

反抗期などの理由で、言った方は「本当の事を言ったまでだ」と思ってすぐに忘れちゃう。

けど言いたい!「本当の事を言ったら相手が傷つくことが解っているのに、何も考えずに言うのは言葉の暴力だ!」と。

散々、お前のせいだと責め続けられたガンバ。

置き換えるなら年老いた親に散々たかり続ける子どもたち。

あちこちガタが来てもう死なせてほしいと思うも、年金のために生きろ!と言われ年金を奪われて行くためだけに生き長らえさせられている。

なのに、急に「お前の腎臓が必要だから孫のために腎臓やってくれ。」と当たり前のように年老いた母に向かって言う息子や娘の姿が目に浮かんでしまう。

年老いた母は「息子や娘、孫のためになるなら」と死を受け入れながら腎臓を差し出す(たとえです)。

年老いた母は、「息子や娘、孫の役に立てた」と死んでいくのでした。

月日は経ち、墓の前で孫が「おばあちゃん腎臓ありがとうね!」という姿が見られるのでした。

・・・みたいな話!

というか、親世代は古くなったブルドーザーを通して即時にそういう置き換えをして読んでしまうため、涙が止まらない。

私はまだ年老いてもいないし、「育て方が悪い」といって責められてもいないけど。

この絵本を描いた人は、きっと身近なこういう人間関係をブルドーザーに置き換えただけなんだろう。

とてもシュールに書いてるんだけど、監督にも腹が立つし、子どもにも腹が立つし、それでも救急車に頼られると「自分が頑張らないと!」と思うガンバが、けなげで号泣。

その後は涙で読めない。どうにか読み始め、誰も気にもしなかったガンバにお礼を言いに来る子供にまた号泣。

その後ガンバの傍に花が咲きだしてまた号泣。

その後は放心状態というのも初めて読んだ10年前と一緒。

このガンバの絵本を知り合いの子に、何も言わずにあげたけど同じ気持ちになってくれるといいなあ。

ちなみにこのガンバ。子どもはそこまで深読みできないので、感情の上下があまりない絵本です。

大人は、というか私はこの絵本を超える絵本には出会ったことがない。

大きな木、みたいな話なんだけど【日本人ならこれ読んどけよ!】という位の名作です。

図書館で見つけて親が即買いしちゃったのです。大人っていいね。

車の本だと思って何も考えずに読んでたら図書館で号泣してしまった。うっかり注意です。

もう少し大きくなったら、

この二冊を読んで欲しいと思うんだけど、いつ読むのがベストなんだろうと悩んでいます。

本を読むのにはタイミングが一番大事だもんね。

という訳で、ブルドーザーのガンバはお嫁に行きましたが、よその家でも大切にされるといいなあ。

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私の中でこれを超えるAAはない!

そして『魔法の料理 〜君から君へ〜』を超える、NHKみんなのうたはない!

どんな時でも号泣できるバンプは偉大だ・・・。

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