「小説」 一覧

「灼熱」葉真中顕の小説のネタバレと感想

1934年、ブラジルの植民地へ大きな夢を抱いて移民した男と日系二世の男。第二次世界大戦の後日本が戦争に勝った・負けたと信じたい方に付き、極端な争いを続ける。所詮は「これしかない!」と決めつけられついていくのが好きなミニマムな日本男子、結局はどこで暮そうがなるようにしかならないのであった。

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凍てつく太陽 葉真中顕 の小説のネタバレと感想

アイヌ人の母と日本人の父を持つ八尋が北海道を舞台に第二次世界大戦の中特高警察(日本の秘密警察)に。室蘭の壮絶さ、戦争の壮絶さ、差別の壮絶さを乗り越えながら「カンナカムイ」(ウラン爆弾)を止め、憎き相手だったヨンチュンとまだ見ぬ未来へと歩き出す

52ヘルツのクジラたち

52ヘルツのクジラたち の小説のネタバレと感想

ああ、こんな救いが世界中で毎日のようにあって欲しい。 今日、誰かを救うことができなくても、明日、私にも救えるチャンスがあるかもしれない。 なんて思ってしまう優しい小説でした。 本屋大賞を受賞したという ...

カケラ,湊かなえ,あらすじ,感想,

カケラ (湊かなえ)の小説のネタバレと感想

カケラ(湊かなえ)を一気読みした感想です。 書く時間がないだけで、地味に漫画も小説も読んでます。 冒頭からの独りよがり、からの田舎の農家の娘の気持ちがめくるめくスピードで襲いかかってきます。 写真の帯 ...

落日,湊かなえ,感想,

落日 (湊かなえ)の小説のネタバレと感想

皆大好き湊かなえ(賛否両論有)の落日を一気読みしました。 実は、めくってすぐ置き本していたもので、何を思ったか読みだして一気に読んでしまいました。 結論から言えば、伏線をきれいに回収しておりとてもすが ...

紗倉まな, 最低。,感想,

紗倉まな「最低。」の映画のネタバレと感想

私はデビュー当時からまあまあ紗倉まなが好き。 どこぞの高専生だとばれた辺りから、その切り返しのセンスといい、頭の回転の早さと、頭の良さに惚れた所があります。 そしてその紗倉まなが小説を書いたという事は ...

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー,感想,

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー と②のネタバレと感想と思うこと

ブレイディみかこさんと息子の生活課題みたいなものをまとめた本です。 2bitな義務教育に殴り込みをかけた!(白か黒かしかない世界に色を付けた!と勝手に思っている。)「老人は全てを信じる。中年は全てを疑う。若者は全てを知っている。子どもはすべてにぶち当たる。」私は全てを知りたがる。そして後悔する。

手紙,映画,感想,

東野圭吾 手紙 の小説と映画のネタバレと感想

登場人物の全員がなぜか辛くなるこの小説&映画。 どの立場にもならないが、しいて言うなら周りの人の冷たい目線くらいか。しかも誰の立場も安易に想像できるのが辛い。 小説も読んだがあえて映画のネタバレを書こ ...

紙の月,映画,感想,

紙の月の 映画のネタバレと感想

角田光代の小説、紙の月の映画バージョンで宮沢りえの方のネタバレです。心の隙間を横領と男で心を満たしていく。

Red,映画,小説,感想,

Red 小説と映画のネタバレと感想

2020/03/26   -小説, 男と女
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主人公はなぜ最後に夫を選ぶのか疑問が残る小説。女性側の不倫の話。映画は映画で別の話としてみれば面白かった。

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