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原作は道尾秀介のカラスの親指。
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映画はとにかく長い。時間にして160分、2時間40分という邦画にしては異様な長さだ。
阿部ひろしと村上ショージが詐欺を働く話。
そこになぜか棒読み演技のどうでもいいであろう三人が入り、詐欺の話を大きくして大金を手に入れる話。
と、ここまでで2時間20分は終わる。
学芸会の演技のような2時間20分。途中本当にしょうもない。
けど、2時間20分はラスト20分のための伏線でしかない。ラスト20分のための長い長い映画。
能年玲奈(のん)と石原さとみがどうも・・・受け付けられないけど、オチを見ると、ああ、そうなのね。と思えるかも。
特に石原さとみは誰だか分らなかった。
・・・人が死ぬときに、心のこりを消し去りたいと願ったらこうなった。みたいな映画。
死ぬときに、受け入れて、覚悟して、何をしてやれるかを本当に考えたらこうなるのかな。深い!
というか、ここまで死を受け入れれるものなのかな。というちょっと死に対して前向きになれる映画なのかも。
途中で、いろんなところにある伏線はすべてさらえるので、だらだらとでも2時間20分を見るといいことあるかもよ!すごく前向きな話。
この映画に関してはオチは言いたくない。(死ぬって言ってるけどw)
どういうメンタルの時にでもおすすめな映画です。
映画って見だすと一気に見ちゃうよね。
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