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「八日目の蝉」のもうひとつのパターンのように言われている子宮の記憶。
小説は映画公開と共にキッドナップというタイトルから、このタイトルに変えた。
赤ちゃんの時に誘拐されてしまった子供が成長した時に、そのことをどう受け止めるのかという話の映画。
八日目の蝉は女の子だが、子宮の記憶は男の子である。
子宮の記憶 ここにあなたがいるの3行あらすじとネタバレ
注意※三行で結末まで書いてます。
子宮の記憶 ここにあなたがいるのあらすじとネタバレと感想
息子は勉強ができない。
父は開業医(歯医者)のやり手でとにかく勉強しろしか言わない。
母親もなんだかぺらっぺら。当然息子は愛情を感じずに生きているが、いかんせん金持ち。
歯医者の開業医だけではなく、チェーン展開してうまいことしてなかったらここまで金はないと思うから、もともと資産家という線が強いのかも。設定を心臓外科医とかにした方が良かったのかも。
家もモデルハウスを切り取ったような冷たい感じ。
積もり積もった不満が坊ちゃんは爆発する。
そして、赤ちゃんの頃に自分が40日誘拐されたことを知る。
探して沖縄に会いに行く。沖縄で定食屋のような海の家のような感じの物をしていた。この辺、金に糸目をつけないあたり坊ちゃんですな!という感じ。
するとそこには幸薄そうな愛子(松雪泰子)が一人で切り盛りしていました。
夫はいるが入院中。そしてこの夫もヒモのようであった。
なんだかんだいって、そこで住み込みで働かせてもらう僕ちゃん。
頑張る愛子。愛子は影があり、不幸を全身で受け止めているような感じで、僕ちゃんとも壁を作っていた。が、そこは毎日一緒にいるから仲良くなる。
でも、僕ちゃんも誘拐された子は僕とは言わないし、愛子もそんな過去は話さない。
いつしか二人は男と女の仲に・・・(怖いw)
そしてそこに東京の同級生(女)が沖縄に遊びに来る。この辺も金持ち仲間だから平気で来る。悩みがあると坊ちゃんに打ち明けるが、坊ちゃんと男と女の仲にw
軽い気持ちで手を出した坊ちゃん。しかし彼女の悩みは『マジ』だった。
次の日、彼女は沖縄の海に浮いていた。自殺したのだ・・・。
そこへ、愛子の旦那、一時退院してくる。愛子の旦那、愛子を殴るけるの暴行。
そして坊ちゃんがかばうと「こいつは前科一犯のどうしようもない女だからいいんだよ!」と暴行してもいい理由を正当化しだす。
坊ちゃん「知ってます。その誘拐した子、僕だもん!」
しかし愛子、耐えることしか知らないのでもやもやもやもや。変わることを極度に嫌うのは自信がないからだろう。
とりあえず、ここも(沖縄)も居づらくなったし(逃げてばっかり)東京に帰るか。。と坊ちゃんは東京に帰る。
すると母が死んでいた。脳梗塞で。自分が東京に居たら発見してて助かったかも知れないのに。
そして父は息子がひと月居なったことを知らなかった。
そんな父親。
そして数年後、もう一度沖縄の店に行くが、そこはもうもの抜けの空なのでした・・・。
何がしたいんだ満点 ☆☆☆☆☆
何も考えてない少年が、周りを不幸にしていく話であり、誘拐はあんまり関係ないような気がする。
とにかく、金さえ渡しとけばいい!では子は成長できないんだなといういまさらな感じの教訓になるかもしれない。
あれだな、金持ちの子は素直さ(世間知らず)が受けるから、本気にはされないものの(本気になっても受け入れられない)モテるんだな!
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