久々に最後まで面白い漫画を読んだ。23巻まで中だるみ無しだ。
三億円事件の物語は数あれど、どれもなかなかに練られていて面白いんだけど、
このクロコーチは警察側から見た三億円事件であり、
三億円事件だけじゃない警察の真っ黒い所まで全部見せて
総理大臣とはこういう人が向いているのか! (そんなこと考えたこと無かった)
と考えさせられる漫画。 ちゃんと選挙には行こう、人を選ぼう!と思えさせる良いマンガである。
全巻一気読み推薦! というか止まらない。是非読んで欲しいのでネタバレはあっさりです。
2013年には長瀬と剛力彩芽でドラマにもなっていた。知らなかったのでこれは是非見ようと思う。
けど、1クールのドラマじゃ中途半端になってしまうような気がする。だからこそあんまりドラマはヒットしなかったんじゃないだろうか?
ドラマからの映画くらいは欲しかったですね。
まあそんな中途半端さも、漫画を読めば満足するはずです。
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クロコーチ の3行あらすじとネタバレ
注意※三行で結末まで書いてます。
クロコーチ のあらすじとネタバレ
刑事ものってあんまり好きじゃないんですけど、こんなに夢中で読んだ刑事ものは震度ゼロ以来かも知れないです。
漫画はまず真っ黒な黒河内が刑事全員の秘密を知って揺すっている位の勢いで黒い。だから金持ちでもあるけど、黒河内は別にそこまで金のためだけで動いている様子もない。
そこに東大出の真面目一徹の刑事が清家君付くんだけど、黒河内の闇に染まらないまま黒河内と警察内部の闇を暴いていくという。
話は三億円事件だけでなく戦争まで遡るのだけど、いかんせん専門用語も砕いて書いてくれてるんだけど、すべてが理解できるわけではなくスマホの辞書片手に解ったようなわからないようなキーワードのまま進めていっても面白い。
ロッキード事件や猛虎部隊も詳しく調べようと思った位には。
思うんだけど話が練られ過ぎていて、凡人には付いて行けないんだと思う。
きっとこの漫画は何度読み返しても新しい発見が出てくるような味のある漫画を目的としているんじゃないだろうか。
黒河内は危ない橋もわたる。そして最後次期総理大臣を追い詰めるがあっさり刑事たちの前で殺しちゃう(ココ、黒河内の最終目標)んだけど仲間は全員、「見てなかった」ってかばうんですよね。
なんでかっていうと、どう考えてもその次期総理大臣沢渡がゲスイから。
生粋のSであり、ストレスがたまると女子を誘拐していたぶって殺しちゃうから。
そもそも日本人でもない。のに、誤魔化して総理大臣に上り詰めるほどの切れ者。だからこそなかなか尻尾を出さなかった。けど黒河内が尻尾を掴んで殺したのです。
23巻あって、はじめは絵がグロい(黒河内がグロい)から最後まで読めるんだろうかと思っていたが、最後は「えっ!もう終わり!?」とクロコーチロスになること間違いなしである。
そしてクロコーチの続きとなる警部補ダイマジンもクロコーチと話が続いています。
また一気に読みたいので今は我慢していますが、早く最後まで読みたいですね。
ドラマも是非見たいので、その後また感想を書こうと思っています。
めっちゃ満足度 星5つ! ☆☆☆☆☆
顔が全部同じに見えるのは、しょうがない。刑事なんだもの。
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