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CUFFS 〜傷だらけの地図〜の漫画の感想とネタバレです。
ただのヤンキー漫画かと思ったら、とても面白かった。特にギャグがツボに入って最後まで読んでしまった漫画です。
作者は東條仁です。
CUFFS 〜傷だらけの地図〜 の漫画の3行ネタバレ
注意※結末まで書いてます。
よくあるタイムスリップや入れ替わりの話なんだけど、1996年~2005年にかけての連載だったため、アラフォー世代にはばっちりの流行りものが沢山ちりばめられていてすごくいい!
細かいギャグも私は好き。
CUFFS 〜傷だらけの地図〜の漫画のあらすじとネタバレ
ケンカの強いチンピラとして生きてきた久宝龍二は、ある日ピストルで撃たれて死んでしまいます。
同じ瞬間にいじめを苦にして自殺した、息子と入れ替わって【息子自体の魂は消えてしまいます】沢渡憂作として捨てた元嫁と生活していくのですが、第二の人生もまたもやケンカ尽くしです。
メキメキとのしあがっていき、次々と強い人にチャレンジして行きます。
(魂しか入れ替わってないのに、ケンカが強いのはなぜ?センスの問題?)
捨てた元嫁に対して、罪悪感がありつつ今からでも遅くないか、とフォローしつつケンカ。
前の人生で唯一無二の友人を亡くしていたことや、自分なりの人生の反省点などを生かしつつケンカ。
思うんだけど、知らなかったとはいえ中身が35歳のオッサンと同等に話し合える高校生たちが凄い。
ケンカになるとよく女が攫われて危険にさらされるというパターンもお約束です。
不思議と漫画の中でデジャブはなく、少しづつイメージが変わっているのがこの漫画のすごい所です。
元嫁のために高校だけは出ておこうとする優作ですが、先生の娘と一瞬で恋に落ち、先生の娘は一瞬で死んでしまう。
先生に退学を通告され、またもや罪悪感に陥る優作。
先生とのわだかまりもきれいに解決します。
こういう所が、この漫画の見どころであり、生きていくために大事なことをしっかりと例を出して載せているのがすごい。
道徳というか、生きる示しみたいなのをちゃんと出している漫画ってなかなか今ではお目にかかれないですからね。
まあ中身はケンカしかないので、ケンカの所は適当に読んでもセリフの細かい所は見逃し禁止です。
めちゃ笑えるから。
そうこうしながら、全国からヤンキーを2000人集結させてケンカを挑まれるほどに。
全国ケンカ選手権不動の第一位になったため、名をあげようと全国からヤンキーが集まってしまいます。
今まで戦ってきたヤンキーたちも優作のため(?)に集まります。
そして見事に勝利します。
その後、惚れた女(死亡)が行きたがっていたカナダに行って、二年後カナダで「人と助け合って生きる」という意味を見出しながら改心している優作がいるのでした。
おしまい!
読み放題がやっぱり一番!全32巻あり、とても楽しかった。
特に細かいギャグがツボにはまってしまった。
作者も10年も連載したんだから、もう何も描かなくていいよ!と思えるくらいの達成感だったでしょう。
つい手が伸びてすぐに読んでしまえます。
続いて、昔、途中まで読んだ「湾岸ミッドナイト」を読んでいます。
ものすごく男のロマンを追求していたあきおのイメージしかないけど。
私はほぼペーパードライバーだけど(笑)
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